今年は天候不順で、田んぼの稲も元気なし、大学校のサルビアも出荷不能。
やっと、恵みの梅雨がやってきて、原村もすっかり初夏の色となりました。
梅雨の晴れ間に、八ヶ岳農業実践大学校付近ののウォーキングコースの探索。
武田信玄が信濃攻略へと駆け抜けた軍用道路「棒道」。八ヶ岳の山裾をほぼ直線に走っていることからその名があります。原村にもその一部が残されています。
村花であるレンゲツツジが満開。昔はもっとたくさん見られたそうですが。
農村である原村には大きな川がありません。そのため、水利権は大変厳しいものになっています。水路に勝手に入り込んでせき止めたり、ものを流して遊んだりすることはできません。
そんな農村で子ども達はどんな遊びをしているのでしょうか?
都会と違って自然いっぱいのいなか。子ども達はさぞかし外でいきいきと遊んでいるでしょうと思いきや・・・
原村には「原っこの森」という、子ども達が「自然の中でやりたいことをして遊べる森」があるんです。そんな遊び場が今、全国に広がりつつあります。日本冒険遊び場づくりフォーラム全国大会が自然文化園で開催されました。
私が子どものころ当たり前だったありのままの自分でいられる時間・空間が今の子ども達にどれだけ保障されているでしょう。考えさせられました。
最近、原村では若者たちが新しい文化を発信し始めています。
花卉栽培用の大きなビニールハウスの中に、世界中にある市場や屋台街を作って山から発信していこうという思いが込められた八ヶ岳お山の市場「スークスーク」もその一つ。中は不思議な空間で若者や子供連れの家族で賑わっていました。
私も不思議な雰囲気の多肉植物を購入、さっそく出窓に飾りました。
セロリ畑も最盛期を迎え、新鮮野菜がお店にいっぱい並ぶようになりました。
これからが原村の旬。おいしい野菜、おいしい景色、おいしい風等々が皆様をお待ちしています。