原村の夏はフィナーレを迎えました
ブログを一か月もお休みしてしまってごめんなさい。
4年目を迎えたペンション野の花の夏は、強力助っ人はる姉のおかげでどうにか乗り切ることができました。
たくさんのお客様にご利用いただき本当にありがとうございました。
今年はいまいちお天気がすっきりせず、八ヶ岳も雲に隠れていることの多い夏休みだったような。
でも、田んぼの稲はすくすくと育ち、稲穂が金色に色づき始めてもう秋の気配・・
8月にはいろいろなイベントがくりひろげられました。
恒例「はらむら星まつり」例年星の見られることの少ない(?)星まつりですが、そんなことはおかまいなし、星マニアの皆さんにとっては貴重な情報交換の場になっているということです。
昨年の1,5倍の観客数を記録した「星空の映画祭」は、雨にもまけず連日大にぎわい。新米オーナーも「アナと雪の女王」と「ブルースブラザーズ」を鑑賞。雨にぬれながら野外で観る映画にはまってしまいました。
美術館では小田隆「古生物復元画の世界展」が。恐竜の化石から想像する恐竜たちの姿が会場いっぱいに。「恐竜の頭骨から復元画を描こう」なんていうワークショップも。
夏はコンサートがいろいろな所で催されていますが、毎年行われているという第38回八ヶ岳・夏の合唱講座のフィナーレコンサートへ。ウクライナのナターシャ・グジーさんの透き通った歌声との共演で、今年は全国から100人以上の参加者があったとのこと。
こうして、原村ペンションビレッジの熱い夏はフィナーレを・・・
と思いきや、新米オーナーは何を血迷ったか原村中央公民館主催「信州の野山を歩く会」志賀高原四十八池への参加を決断してしまったのです。
膝が故障してから1年。トレーニングもいいかげん、山らしい山へ行っていないにもかかわらず、八つ手接骨院の先生にアドバイスを受け、スポーツタイツに2本のトレッキングポールを携えて7キロのトレッキングコースに挑戦することに。
最年長は80歳でもいつものメンバー17人の中に一人まぎれこみ、バスで志賀高原へ
渋池の浮島には、モウセンゴケがびっしり。
志賀高原硯川駐車場からリフトで前山湿原へ。平坦な砂利道1時間で四十八池に到着。
四十八池の湿原の向こうに見えるのが裏志賀山
みなさんの要望で裏志賀山に登ることに。そこからが問題。ロープがはられているような急な斜面を這いつくばって30分。
やっとたどりついた頂上からは、神秘の湖「大沼池」のエメラルドブルーが・・
ツリガネニンジンに見つめられながらお弁当を食べた後は、恐怖の下りが待っていた。
ポールはやめ、手袋をして3点確保のシリセード。
膝ガクガクになりながらあと少しというところで神様からのプレゼント。
なんと、ヨツバヒヨドリに群がるアサギマダラの乱舞に出会えたのです。ラッキー!!
アサギマダラは全国どこでも見られますが、海を渡って2000キロも旅する渡り蝶(?)今なお謎に満ちた不思議な蝶です。
この日の天気は上々、木の根元にビロードのように光るヒカリゴケにも出会え、がんばったご褒美をたくさんいただいた気分です。
でも、膝は翌日になってもがくがく。少々がんばりすぎしまったかも・・・
接骨院の先生からは「次は槍ヶ岳だね。」なんて言われて、
これからは、日々のトレーニングを続けなければと反省・・
やっぱり、山はいいなあ!!努力します!!