岩場では、景色を見ながらしばし休憩
「秋の山を歩きたいな。」と言う横浜から来た姉娘に付き合って、これはチャンスとばかり
入笠山(1995m)に行ってきました
入笠山は前から一度登りたいと思っていたのと、ずーっと山歩きから遠のいてる私には、ぐるっと一周3時間のコースはちょうどいい。この機会をを逃す手はありません
入笠山は、
富士見パノラマリゾートのゴンドラで、一気に山頂駅(1780m)まで登れるのでらくちんです。ここは、MTBフィールドにもなっていてマウンテンバイクと一緒にゴンドラに乗ってくる人もいます。
山頂駅から10分歩くと
入笠湿原、さらに10分で
御所平峠登山口、そこから30分は急な登りで運動不足の私には少々堪えましたが、どうにか山頂
にたどり着きました。
山頂からの眺めは、八ヶ岳、中央アルプス、御嶽山」、乗鞍、北アルプスまで
360度大パノラマです
残念ながら、この日は八ヶ岳は雲で見えませんでしたが、中央アルプスが、遠く雲海から顔を出していました。初日の出や、夕陽を見るには絶好のロケーション
カラマツの黄色とナナカマドの実の赤がいい!
帰りは急な坂を20分下り、歩きやすい林道を20分で
大阿原湿原へ。ゆっくり一周して1時間ほどの小さな湿原ですが、雰囲気はなかなかです。
ここからゴンドラ山頂駅までは、林道を1時間ちょっと。
首切り清水を通過したあたりから、白い霧が立ち込めてきて、サルオガセをまとった木々が不気味な雰囲気をかもしだし、気がつくと八ヶ岳ビューポイントもいつの間にか通過していました。残念!
マイカー規制がある時期には連絡バスも運行しているので10分位でもどることもできます。
最後の締めは、レストハウスで富士見特産の「
ルバーブソフト」をお味見。ピンク色のソフトは、甘酸っぱくさっぱりとしておいしかったですよ。
この日は、久々に静かでのんびりした山歩き(というほどでもありませんが)を堪能できました。今度は、スズランやレンゲツツジの花の季節に是非来てみたいなと思います
ペンションに帰ると、そこにはまた秋の色が・・・
紅葉というのは、木々が一斉に色づくのではなく、入れ替わり立ち替わりさまざまな色が生まれたり消えたりするのだということが、原村へ来てとてもよくわかりました。同じ場所が日を追うごとにどんどん景色が変わっていくのです。今は、カラフルな桜の紅葉
がすてき。
とにかく、
同じ色が一つもありません。
三原色で、子どもたちと色づくりをした時のことを思い出します。
「絵の具のチューブから出てくるのは、本物の色かな?
よーく見てごらん。自然の色は、無限にあるんだねえ。」
今も、窓の外を見ると、秋色に染まった桜の葉が日の光にかがやきながらハラハラと散っています
自然のいとなみが、こんなところでも感じられる原村で
「
人も心を癒してくれる木々も、同じ自然の一部なんだなあ」ということを実感しています