いよいよ天体望遠鏡の出番です
早朝、外へ出てみると空一面のうろこ雲
快晴もいいけれど、やっぱり空には雲があった方が絵になります。
と、今日の空には、綿菓子機の中でわいてくるあめの糸のような雲が・・・
そこに、うっすらと白い月が浮かんでいました。
「そうだ、天体望遠鏡を外に出して観察してみよう」
お嫁に来た天体望遠鏡は、20kg近くあり、今まで外へ出したことがありませんでした。
ある満月の夜、出窓からなら見えるかもしれないと思い立ち、やってみたところ
見えました。うさぎのもちつきどころか、クレーターや海がはっきりと見て取れます。
次は、ちょうど東の空にのぼった木星にチャレンジ。
これも、見えました。図鑑で見るぼんやりとしまもようのある木星です。
でも、どうがんばっても、見えるはずの木星の衛星が見えません。
そこで、今度は文化園で行われる星空観望会に参加して教えていただくことにしました。
用意された望遠鏡で見た木星は、自分で見たものとは似ても似つかないものでした。
要するに、ピントがあっていなかったということ。がっくり
その木星は、きらきら輝く星のまわりに、小さな光る点が4つ一直線に並んでいました。
よし、わかった
さっそく、出窓で観測。見えました。今度は成功
という経過があって、今日に至り・・・
西の空に白い下弦の月が・・・
思い立ったらすぐ実行。
重いので、まず鏡筒をはずし、下の三脚の部分を外に出しその後で鏡筒を取り付けて観察。
視野に入れることは、慣れてきてすぐできました。
見えました ぼんやりと透き通った白い月です。
夜の月とはまた違ったおもむきがあります。
そうだ、デジカメで撮ってみよう。
観望会のとき、望遠鏡を見せてくれた方がデジカメで撮っていたのを思い出しました。
「えっ。デジカメでも撮れるんですか。」
半信半疑、やってみたら・・・
どうです?マイデジカメで写した昼の月です。
びっくり、本当に撮れちゃいました
でも、問題は赤道儀の使い方です。
赤道儀は、動く星を追いかけてくれるすぐれものです。
北極星に合わせてセットしなければいけないので、昼間はできません。
次の課題は、赤道儀を使いこなすこと。
望遠鏡が凍りつくような冬になる前に、何とかマスターしたいと思います